まず測量。つくるのはそれからだ。
創和が掲げている「測量コンサルタント」とは、
いったいどんな仕事でしょうか。
一般に測量と聞いて思い浮かべるのは、街中に大きな道具を持ち出し、
離れた場所に三脚を構え、そこから望遠鏡のようなもので覗いている姿かと思います。確かにそれは測量の仕事ですが、私たちが行っている測量コンサルタントの一面でしかありません。
現代では、全ての工事は土地や地形を正確に測量したのちに行われます。ビルや橋や道路、公園といった大きなものから個人の住宅まで、正確な測量なしに安全な工事を進める事はできません。そういった意味では、測量は現代社会を見えないところで支えている、縁の下の力持ちといってよいでしょう。
測量には、ある地点からある地点までの距離を測るといった、目に見えるものを測る仕事と、土地所有の権利関係がどうなっているかを調べ、その境界を明らかにするという、目に見えないものを明らかにする仕事の二種類あります。前者には高度な技術力が必要で、そこで得られた測量データに基づき、宅地や公園の造成計画など設計分野にまで業務が広がります。
権利関係をクリアにする後者の仕事は、歴史的資料と生きた人間を相手にした、文系的な仕事ともいえます。それを問題なく進めるには、高い分析力と、人間性豊かな交渉能力が必要とされます。創和が「測量コンサルタント」という看板を掲げているのは、その能力に自信があるからです。
公共工事などのために、立ち退かなければならない人には、その損失分を正しく見積もって、補償をしなければなりません。そこにも創和の優れたコンサルティング能力の活躍の場があります。
創和は「測る」という行為を高い水準でこなすことで、地域の皆様の活動がスムーズに進むよう、これからも努力してまいります。